保険用語TOP 保険用語:あ行 > アセット・ライアビリティー・マネジメント

アセット・ライアビリティー・マネジメント

Asset Liability Management

ALMと略されるアセット・ライアビリティ・マネジメントは、個々の資産、商品、取引だけの収益を狙うのではなく、金融情勢の変化に伴って発生する様々なリスクをヘッジしながら、調達コストの削減、運用の効率化、収益の極大化のために、資産と負債の最適な組み合わせを同時に決定し総合的に管理する方法。
もともと銀行などの金融機関が使用していた手法であるが、近年では一般事業会社においても資産管理手法として利用されることが多くなってきた。

金融機関は企業から個人まで様々な取引相手が関わるので、そのリスクの発生する原因も多種多様にわたる。そこでALMでは貸借対照表上から自身のポジションを検討する。例えば、 長期運用に対する、短期調達では、今後金利上昇の可能性はないか、とか、 短期運用に対する短期調達ではベーシスリスクが無いかとか、長期運用に対する、長期調達では、 期間のずれによるリスクは無いかなどとなる。

そして自社の保有する全ての資産負債を統合して上記等のリスクを検討し、さらに市場金利が例えば1%上がれば、または為替が5円動けばどの程度の利益や損失が発生するのかをシミュレーションし、その金融機関全体としての戦略を決定し、リスクを最小限に押さえながら利益を最大限に得るために、保有ポジションのポートフォリオの再構築を行なうのがALMの基本となる。

Google